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第1話 油染み怪獣 オイルギトン

更新日:2022年7月1日

こんにちは!

みどりプレスB品発見隊隊長、玉ちゃんです。


発見隊報告



さっそく、私が発見したB品を報告しますね。

今回は油染みの回です。

油染みと言っても、餃子のラー油を垂らしてしまったわけではないのです。

これはミシン油が飛んでしまったと推察できますね。

修理前


修理過程


修理後


詳細事項





☆5です。

この手の汚れは本当に沢山見ます。

お洋服の大量生産時、1品番に1枚は高確率で出てきますね。

そもそもミシン油ってなんだ?って方の為に簡単に説明しますが、

ミシン油って、潤滑油のようなものです。

家庭用のミシンの場合、直接自分でミシン油をさしますが、我々が使う工業用ミシンの場合はミシンの下、この部分に入ってます。

「オイルパン」なんて言ったりします。このタイプは自動でミシン油が給油されます。

で、このミシン油を変えたときに、しっかりミシン周りをお掃除しないと、

油が垂れてしまったりなんかした場合に、知らずに縫製作業をしたときに油が生地についてしまうんですね。

ミシン油は基本的に無色透明なものが多いので、ミシン台についていても、気づかないんですね...

弊社も縫製時は気をつけないと...






☆4です。

今回の場合、結構大きいですね直径で2センチくらいあります。

しかも、近くにちょこんと、全部で2箇所あります。

染みの大きさが小さければいいというわけではありませんが、この大きさでは当然、まず納品はできないです。

ただ、ミシン油は適切な修理を施せば、綺麗に治ります。

安心してください!直りますよ!





☆4です。

上記の通り、この大きさのものであれば、比較的発見は容易です。





☆2です。

専用の溶剤を使用して、簡単に汚れが落ちたので、そんなに修理難易度は高くないです。

ただし、同じようなミシン油汚れでも、生地と溶剤の相性によって、落ちないもしくは、生地が色落ちしてしまう、といったことも発生するので、

修理前に慎重な調査が必要になります。

今回は比較的簡単な修理でした(^▽^)/


以上、検品の鬼、玉ちゃんでした。

ここまでお読みいただいてありがとうございます!

次回、お楽しみに。

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